ガートナーセッションには、セッションを選択する際の目安として、「CIOタイプ」「トラック」「トピックス」の3種類のアイコンがついています。

CIOタイプ

シンポジウムではCIOを4つのタイプに分類し、それぞれにおすすめのプログラムをご用意しております。まずは現状に最も近いタイプの推奨プログラムをご覧ください。

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トラック

シンポジウムでは「ビジネス戦略」「リーダーシップ」「テクノロジ&インフォメーション」の3つのトラックに分類しております。

Business Strategy
(ビジネス戦略)

CIO、CEO、CFOといった経営層は、デジタル・ビジネスを実現するための投資を加速しようとしています。ビジネス、情報、テクノロジを管理する新たなモデルの設計に着手し、既にデジタル・ビジネス・トランスフォーメーションを実現しつつある企業も現れています。本トラックは、情報とテクノロジが企業のデジタル戦略で果たすべき役割を模索するCIOや、その他の上級ITエグゼクティブに役立つ知見を提供します。

Leadership
(リーダーシップ)

デジタル・ビジネスの進展とともに、企業内で求められるリーダーシップも大きく変わろうとしています。業務を遂行する上でのこれまでの常識や定石は打ち砕かれ、再構築されつつあります。本トラックでは、不確実な時代の舵取りを誤らず、成功するための企業文化を根付かせる上で必要なリーダーシップや関連スキル、組織の在り方について提言します。

Technology and Information
(テクノロジ&インフォメーション)

実効性のあるデジタル・ビジネスを実現する上で、テクノロジと情報活用の進化を理解することは極めて重要です。本トラックでは、企業が戦略的に進めるデジタル・トランスフォーメーションに大きなインパクトを及ぼし得るテクノロジと、情報の革新的な活用について分析します。

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トピックス

ガートナーセッションでは13の領域の最新リサーチをご提供いたします。

1.Digital Transformation
(デジタル・トランスフォーメーション)

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デジタル・ビジネスは、物理世界と仮想世界をつなげることで、ビジネス・デザイン、業界、市場、組織に大きな変革をもたらしている。従業員、パートナー、顧客向けにデジタル・ビジネスを進化させ続けるためには、企業は新たなデジタル・モデルを活用して、物理世界と仮想世界の融合をさらに推し進めなければならない。未来のデジタル・ビジネスでは、あらゆるものにテクノロジが組み込まれ、すべてがインテリジェンスを備えることで、高度なデジタル・サービスが、隅々まで行きわたるようになるであろう。

多くのCEOは、顧客や取締役から、「デジタル・トランスフォーメーション (変革) の実現」という難題を突きつけられている。大規模な変革を実現するには、次の4つのステップから成る体系的な取り組みが必要である。
1.自社におけるデジタル化の意味合いを定義する
2.成長戦略との整合を図る
3.進捗を確認するための成功評価指標を設定する
4.成果をビジネス全体に広げるために変えるべきKPIを見極める

2.Leadership
(リーダーシップ)

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企業が市場で競争力を発揮し、成功を収めるには、独自のビジネス戦略が必要である。民間企業だけでなく公的機関であっても、ミッションを達成することのできる戦略が求められる。デジタル時代においては、情報とテクノロジがビジネスのあらゆる側面に影響を及ぼし、テクノロジ支出の40%がIT部門外で発生する。このような時代には、全社規模で情報/テクノロジ資産を戦略的に活用することを、ビジネス戦略の中心に据えなければならない。

こうした状況でCIOが目指すべきは、所与のビジネス戦略に「対応」または「連携」したIT戦略を後付けで策定するという、従来のやり方からの脱却である。つまり、IT部門のための戦略を策定するだけではなく、全社規模での情報/テクノロジ資産の活用に向けて、その方向性を示すのである。また、企業の戦略的プランニング・プロセスにおいて、CIOは情報およびテクノロジの代弁者となるべきである。これにより、ITへの対応を後手に回すと見落としかねない機会や脅威を、ビジネス部門のリーダーが理解できるよう支援できる。

3.Emerging Technologies
(先進テクノロジ)

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テクノロジは、あらゆることに変化をもたらす。変化のペースは落ちることがないばかりか、ますます加速している。CIOは、大きな変化を引き起こしているトレンドを見極め、活用しなくてはならない。ITリーダーは、データがデジタル・トランスフォーメーションの中心であることを理解し、データに基づくアクションを可能にすることがITプロフェッショナルの新たな使命であることを認識する必要がある。

一方で、状況を複雑化しかねないトレンドも登場している。ビジネス・リーダーがITに関する意思決定を下す機会が増加しているが、ビジネス上の意思決定と整合を図るためには、新たなタイプのITリーダーシップが求められる。また、ビジネスは人やモノを通じてますます相互につながり合うようになっている。こうしたデジタル・エコシステムの急速な発展を受けて、企業はデータの急増/保護/管理という手ごわい課題に直面しているが、従来の方法に固執すれば、他社に後れを取るだけでなく、自社のビジネスや自身のキャリアが終わってしまう恐れもある。

4.Innovation
(イノベーション)

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デジタル・ビジネスの構築と推進に携わるCIOは、加速度的に進むイノベーションに対処している。こうした破壊的な変化はビジネスの拡大や成長に大きな影響を及ぼす可能性があり、うまく活用できるかが、繁栄と後退の分かれ目となる。

変化を生み出す真のイノベーターは、単なるイノベーションの創出にとどまらず、企業盛衰のダイナミクスを根本的にシフトさせる。企業は、破壊的な変化に驚かず、むしろそれを競争力強化のためのツールとして活用するようになって初めて、組織のダイナミクス、戦略的プランニングの本質、投資の優先順位、未来のビジネスを形作るテクノロジを変えることができるのである。

5.Cloud
(クラウド)

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デジタル時代に入り、データの活用能力を高めることが一大ブームとなっている。同時に、急増するデータが組織とビジネスモデルの再編を促している。しかし、レガシー・システムはこの状況に対応できず、新たな時代に求められる柔軟性や拡張性を備えていないばかりか、コストも非常に高い。こうした中、俊敏性/拡張性/伸縮性の高いソリューションを実現する手段として、クラウドの利用が増えている。CIOをはじめとするITリーダーは、競争優位性を確立し、コストを削減するために、絶えず戦略を調整してクラウド機能を活用できるようにする必要がある。2020年までに、クラウド・プロバイダーが提供するコンピューティング・パワーは、企業がデータセンターに展開するコンピューティング・パワーを上回ると考えられる。デジタル・ビジネスの実現手段として、クラウドは非常に重要な役割を果たすであろう。

6.BI & DA
(ビジネス・インテリジェンスとデータ・アナリティクス)

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ビジネスとテクノロジの融合が進む中、高パフォーマンスを発揮するデジタル組織では、データ/アナリティクス・リーダーの役割がますます重要になっている。企業は、テクノロジのみでは競合他社との差別化を図ることはできないが、テクノロジなくしてはどのようなビジネスも立ちゆかない。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、アプリケーションは、仕事の中核を担う最低要件である。

それでは、今日のビジネス環境において、企業はどのように競争優位性を高めればよいのだろうか。それは、データ、情報、アナリティクスを、より容易かつ効果的に活用する方法を習得することによって達成できる。もし、データ/アナリティクス・リーダーがデータの管理/分析で求められる新たな戦略、スキル、役割、手法を獲得できなければ、組織としても、個人としても、自らが生成した大量のデータに圧倒され、溺れてしまうであろう。その結果、事実と虚構を区別できず、自信を持って意思決定することもできない。情報は力であるが、その力は、創造にも破壊にもつながり得る。

7.Security & Risk
(セキュリティとリスク)

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情報中心のセキュリティ・プラクティスは、現在もセキュリティ担当部署が主にその責任を担っている。企業とそのサプライチェーンは、テクノロジを使用するビジネス領域を広げ続けており、影響力は増大しているが、従来のセキュリティ・プラクティスでは、そのことが十分に考慮されていない。組織の「エッジ」にまでITセキュリティ要件が拡張されると、サイバーセキュリティ・ニーズがますます増大し、サイバーフィジカルなニーズも含まれるようになる。

デジタル・ビジネスは、これまでにない機会と新たなリスクを企業にもたらしている。デジタル・ビジネスにより、従来型のITコントロールは、次のような課題に直面している。
・ 新たなデジタル・テクノロジの展開でビジネス部門が高い自律性を要求するため、中央のIT部門の権威が失墜する。
・システム、デバイス、モノ、データなど、セキュリティが扱う要素の急増に伴い、従来型のセキュリティ制御ソリューションの多くで拡張性が問題となる。

この事実は、現在の情報リスク/セキュリティ管理体制にとって難題である。リスク/セキュリティ・プラクティスがこれまで基盤にしてきた手法やテクノロジは、この新たな現実に対応する拡張性を持たないためである。

8.Customer Experience
(カスタマー・エクスペリエンス)

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カスタマー・エクスペリエンス管理は、CEOの最重要課題である。CEOのみならず、CIOや最高マーケティング責任者も、このトピックに関心を寄せている。その理由は、低コストでユビキタスな情報アクセス、グローバル化の進展、「距離の消滅」によって、顧客がかつてないほどの力を手に入れたからである。この動向は、業界や地域を問わず、日々広がっている。

顧客は、複数の業界のエクスペリエンスを比較し、規制当局や政府機関にさらなる説明責任を求めることができる。一方で、模倣が困難な製品を発明したり、どこよりも効率的にサービスを提供したりすることで企業が獲得できた競争上の差別化は、徐々に消失している。依然として変わらないのは、持続的な差別化につながる卓越したカスタマー・エクスペリエンスの創出が非常に困難だということである。

9.Work, People & Culture
(仕事、人材、文化)

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人材に大きな重点を置かない限り、リーダーシップや企業文化から何かを生み出すことはできない。成功を収めているデジタル企業は、絆が強く、スキルが高く、革新的なチームこそが最大の資産だという点を理解している。CIOがこの資産を活用するには、人材を最優先に考え、人材計画の策定/実行/伝達が不可欠であることをITリーダーに認識させる必要がある。その第一歩が、スキル、コンピテンシ、経験をバランス良く備えたIT組織を構築することである。CIOは、包括的な視点とアプローチで人材育成に取り組むことによって、高いパフォーマンスを発揮する人材を輩出できる。

CIOは、組織変革のサポート役にとどまらず、リーダーシップを発揮しなくてはならない。変化に前向きな文化を醸成するには、IT組織、チーム、個人はもちろん、企業全体のマインド・セットを変える必要がある。それには、大規模な変革プロセスを実行するだけでなく、変化への適応力と対応力を全社規模で養わなければならない。変化への適応力が高い組織は、どのような状況にも動じることなく、日々のビジネス運営の中で、ますます高まるビジネス上または競争上の要請に、十分応えることができるであろう。

10.Cost Optimization
(コスト最適化)

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競争力の維持とデジタル・イニシアティブへの投資ニーズは、あらゆる業界で高まっている。デジタル・イニシアティブは、情報とテクノロジを製品/サービスに組み込むという点で、IT部門とビジネス部門による共同の取り組みとなる。必然的に、デジタル・ビジネス時代のコスト最適化は、IT部門の範疇にとどまらず、ビジネス・コストの最適化も含むことになる。IT予算を縮小し、景気回復を待ってからデジタル投資を行うというアプローチでは、競争力を維持できない。

デジタル・ビジネスによる破壊的影響を受けている業界や、強い景気の圧力を受けている業界に属する企業は、一刻も早く、より包括的な視点でコスト最適化に取り組むべきである。デジタル・ビジネスの時代においては特に、単なるITコスト削減では、もはや成長戦略に貢献することはできない。

11.Enterprise Architecture
(エンタプライズ・アーキテクチャ)

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イノベーションの波が次々に押し寄せる中、デジタル的なビジネス手法は組織を変革し続けている。エンタプライズ・アーキテクチャ/テクノロジ・イノベーション・リーダーは、デジタル・ビジネスを実現する主要な担い手であり、イノベーションがもたらすリスクとメリットをバランスよく調整できるよう支援する責任も負っている。

エンタプライズ・アーキテクチャは、ビジネスの運営と戦略の両面をサポートすることに注力すべきである。そのためには時として、変化や破壊を受け入れる必要がある。チーフ・アーキテクトに要求されるのは、テクノロジやシステムに関する深い知識だけではない。イノベーションによってビジネス成果を上げるための戦略的ビジョンと、パートナー、顧客、サプライヤー、幅広いエコシステムに影響力を発揮する能力も必須となっている。

12.Application
(アプリケーションの近代化)

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デジタル・ビジネスの進展に伴いビジネス環境が急激に変化する中、ビジネスの屋台骨を支えるアプリケーションも、それに合わせて迅速、柔軟に変化することが求められている。しかし、ERPをはじめとする重厚長大なパッケージ・アプリケーションや、「手組み」で開発されたの従来のオンプレミス・アプリケーションと、それらを連携させている統合手法が陳腐化・複雑化している企業では、その維持・運用に、多くの貴重な時間とコストが費やされている。

デジタル・トランスフォーメーションの「足かせ」にもなりかねない大量のレガシー・アプリケーションを抱える企業のCIOは、今後、クラウド、AI、RPA、IoTといった新興テクノロジを取り入れつつアプリケーションを刷新し、APIで社内外のアプリケーションと縦横無尽につなげることで、デジタル・ビジネス・エコシステムの実現へと舵を切っていくことが求められている。その際には、従来の開発手法だけでは不十分であり、アジャイル開発やaPaaSなどを導入し、開発のスピードや生産性を高め、限られた納期や予算を遵守するための工夫を行うことも重要になる。

13.Infrastructure
(インフラストラクチャの近代化)

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デジタル・ビジネスの実現に必要となるモード2への取り組みや、コストの最適化、不足しがちなIT部門の人的資源の有効活用を進める上で、インフラストラクチャとオペレーションの近代化に取り組んでいくことは引き続き重要で、無視することはできない。例えばクラウドの活用やインフラのサービス化、DevOps、ハイパーコンバージド統合システムなど、より柔軟なインフラを活用するトレンドが進み、さらに新たなテクノロジが現れている。

一方、日本では働き方改革が大きな話題となり、多くの企業が取り組みを進めるようになった。ワークスタイルをどのように変えていくべきか、そこで活用すべきデバイスとは何か、現実的な解を自社に展開していくべき時機が来ている。そして何より大切なのは、個々のトレンドそれぞれに目を奪われることなく、自社のインフラについて、将来のあるべき姿を描き、実行可能な計画を立て、必要なリソースを割り当てて、将来のビジョンを現実のものとすることである。

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