ゲストスピーカー

ゲスト基調講演

2019年6月10日(月)

株式会社メルカリ
Business Intelligence Team Manager

松田 慎太郎 氏

松田 慎太郎 氏

GU1

メルカリにおける分析の組織と文化

株式会社メルカリでは、事実(ファクト)に基づいた意思決定を重視しています。
本講演では、なぜメルカリでは事実(ファクト)に基づいた意思決定、および分析を重視しているのか。どのようにして、データドリブンな組織になっていったのかについて、同社のビジネス・アナリストの立場から紹介いたします。また、同社の分析チームと他チームとの関わり方など、組織や文化にまつわる具体例をご紹介いたします。

プロフィール

大学卒業後、ブレインパッドのデータサイエンティストとして5年勤務。
その後メルカリに入社し、アナリストとしてUS事業のマーケティング領域及び日本事業のカスタマーサクセス領域を担当。
現在はメルカリのアナリストチームのマネージャーとしてメンバーのマネジメント及びGrowth領域を担当している。

2019年6月11日(火)

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻・教授

大澤 幸生 氏

大澤 幸生 氏

GU2

不透明性の時代をどう生きるか
〜 人々とデータとAIの共生と分業 〜

見えない人や物の挙動が、大小玉石の豊富なデータとなって蓄積されるようになりました。さて、これらのデータのおかげで世の中の見通しは良くなりましたか?むしろ、データを利用するための「知能」もどきであるAIが複雑で、不透明性さが増したと思う人もいるのではないでしょうか。膨大化するのが当たり前のデータをいかにして結合し分配すればよく、計算機なのだから人より学習能力が優れていて当たり前のAIをいかにすれば善用できるでしょうか。ここでは、「データジャケット」と「結合&分業型イノベーション」というコンセプトからこの問題を考えます。

プロフィール

1995年に東京大学工学研究科で工学博士を取得後、大阪大学基礎工学研究科助手、筑波大学ビジネス科学研究科助教授、科学技術振興事業団(現・科学技術振興機構)研究員、東京大学情報理工学研究科特任助教授、同大学院工学系研究科システム量子工学専攻助教授、同システム創成学専攻の准教授を経て、2009年7月より同教授。

2019年6月12日(水)

Deportare Partners 代表

為末 大 氏

為末 大 氏

GU3

データとスポーツ

スポーツにおいて迷信と真実の境目は極めて曖昧だ。有名スポーツ紙のスポーツ・イラストレイテッドの表紙を飾った選手は翌月調子を悪くすることが多かった。表紙の呪いと言われたが、実際は平均回帰で説明がつく。ウォーミングアップは何分が最適か。選手交代はいつするべきか。なぜ日本の400mリレーは強いのか。
迷信と真実の境目はデータが教えてくれる。正確には乱雑なデータをどう分析するかで真実が見えてくる。1980年代頃からフィジカルトレーナーが介入するようになり選手のパフォーマンスは向上した。現在はデータアナリストの有無が勝敗を分けるだろう。

プロフィール

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。
男子400メートルハードルの日本記録保持者(2019年2月現在)。
現在は、Sports×Technologyに関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partnersの代表を務める。
新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。主な著作に『走る哲学』、『諦める力』など。

ユーザー事例特別講演

25A【金融】

三井住友カードが考えるDX時代に必要なAIによるデータ活用戦略

三井住友カードではこれまで、ユーザー部門(webチャネル所管部)とシステム部門との一体運営によるモード2開発を推し進め、マーケティングプログラムの開発やデータ分析を行ってきました。しかしながら、膨大なwebとITのビッグデータはwebチャネル所管部に限らず、あらゆる業務の現場で活用することが求められ、モード2の更なる進化を目指し、AI等のテクノロジーと人間が共に思考するスタイルが必要不可欠となってきました。

本講演では、始まりつつある現場主導のAI活用と、それを一層加速させるためにシステム部門とユーザー部門が一体となって目指す次世代の仕組み作りをご紹介します。

森 陽一 氏

三井住友カード株式会社
代表取締役 専務執行役員

森 陽一 氏
プロフィール

1982年 日本情報サービス(現日本総合研究所)入社、2008年 三井住友カードに入社し執行役員システム企画部長。2010年 常務執行役員、2016年 専務執行役員、2017年 三井住友フィナンシャルグループ 副CIO 常務執行役員としてシステム部門を統括し、2018年6月より現職。

白石 寛樹 氏

三井住友カード株式会社
マーケティング統括部
データ戦略室長

白石 寛樹 氏
プロフィール

2000年 三井住友カードに入社。セキュリティ部門で主にカード不正使用検知システムのモデル設計を担当。2008年から経営企画部で渉外、社内組織・規定などに関する業務に従事、2016年から統合マーケティング部でデータ利活用の推進、インフラ構築・整備を担当し、2019年4月より現職。

25B【医療】

医療機関におけるデータ活用事例と、これからの医療情報システム変革、およびその課題
-医療現場にデジタル・トランスフォーメーションは起きるのか-

様々な分野でデジタル・トランスフォーメーションが進む中、日本の医療機関において医療機器は進化するもののデータ活用はなかなか進んでいない。電子カルテを中心とした医療情報システムは、1999年以来大きな進化を遂げていなかったが、昨今では次世代システムに移行しつつあり発展を遂げようとしている。
今回、当院のデータ活用事例の紹介と併せ、今後の医療情報システムを含めた環境の展望と課題について述べる。

兵藤 敏美 氏

千葉県済生会習志野病院
事務部長

兵藤 敏美 氏
プロフィール

71年神奈川県生まれ。厚生事務官として国立東京第二病院(現国立病院機構 東京医療センター)にて医事課、総務課に従事。退官後、複数の病院、コンサルタント会社で医事、用度、システム開発・管理、コンサルティング業務を行う。02年から現病院にて医事課を経てシステム情報課課長を務め、2014年10月より院長直轄になる企画戦略室室長、2017年11月より事務部長に就任。院外では国際モダンホスピタルショウ委員会 医療情報部会委員、電子カルテフォーラム「利用の達人」世話人、SDMコンソーシアム 理事、千葉県医療情報交換会 発起人、社会福祉法人恩賜財団 済生会 情報推進化委員会 委員等を務め、医療機関におけるデータ利活用の推進をテーマにシステム開発支援、執筆、講演、人材育成を行っている。

25C【製造】

ICTを活用した農業へのクボタの取組みと今後の展開方向

クボタでは次世代農業の取組みとしてICT, IoTを活用したスマート農業技術の開発を行なっている。
本講演では担い手農家が直面する課題解決のため、
1. データ活用による精密農業
2. 自動化・無人化による超省力化
3. 軽労化や省力化技術の開発状況と、その方向性について紹介する。

飯田 聡 氏

株式会社クボタ
特別技術顧問 工学博士

飯田 聡 氏
プロフィール

1980年 久保田鉄工(現株式会社クボタ)に入社
1999年 トラクタ技術部第二開発室長、
同年 建設機械技術部長
2003年 建設機械事業部長
2004年 クボタヨーロッパS.A.S.(フランス)社長
2009年 執行役員
同年 クボタトラクターCorp.(アメリカ)社長
2011年 常務執行役員
同年 機械海外本部長
2012年 農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長
2014年 研究開発本部長
2015年 専務執行役員
2016年 取締役専務執行役員
2018年より現職

35A【情報・通信】

少数精鋭部隊が生み出す、メルカリを加速させる超・実務データ分析

「FactとLogicで事業の成長性を担保」綺麗事に聞こえるでしょうか。メルカリではデータを活用して急成長を実現しています。どうやってお客様の行動とビジネスの知見を抽出し、戦略を指標化し、現場での改善を主導するのか。どのような視点で問題を分解し、データで検証を行い、効果予測・ABテストにて最適な選択肢をとるのか。トップスピードでの意思決定を牽引する現役アナリストが具体的な活用事例をご紹介いたします。

石田 祥英 氏

株式会社メルカリ
Data Analyst

石田 祥英 氏
プロフィール

メルカリの横断的なUXチームのリードアナリストとして顧客ロイヤリティの向上と、分析基盤エンジニア組織の立ち上げを主導している。北海道大学コンピュータサイエンス系大学院中退後、分散環境での大規模データエンジニアリング、きめ細やかなユーザビリティが求められるiOSアプリ開発、ユーザ・経営視点でのプロダクト企画・中期経営計画等、ITベンチャー複数社にてサービスの上流から下流までの幅広い経験を持つ。

35B【流通・小売】

データドリブンなリアル小売業の確立を目指して

社内外の膨大なデータを如何に取込み、リアル店舗で効果的に活用していくか。数年に亘る土台作りを経て動き始めたセブン&アイの取組みを、7iDやデータラボを核とした活動の実例を交えつつ、網羅的に解説していきます。

伏見 一茂 氏

株式会社セブン&アイ・ホールディングス
デジタル戦略部 CRM シニアオフィサー

伏見 一茂 氏
プロフィール

1995年株式会社セブン-イレブン・ジャパン入社。
加盟店を支援する現場でゾーンマネジャーを経験し、2011年からセブン&アイホールディングス システム部 シニアオフィサー。オムニチャネル戦略の立ち上げに関わり、現在デジタル戦略部でグループ顧客IDの統合や、データ活用、デジタルマーケティング、アプリ戦略を担当。

35C【スマート農業】

成功する農業

農業を強い産業とすることで世界中の地域社会に持続可能な繁栄をもたらすことをミッションとするGRAは、匠の技と先端IT技術を融合させ、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」を生み出した。現在では、日本国内にとどまらず海外でもイチゴハウスを建設し、ITを駆使したイチゴの最先端栽培と研究に取り組んでいる。
本セッションでは、そんなGRAの実践する「スマート農業」について紹介する。

岩佐 大輝 氏

株式会社GRA
代表取締役CEO

岩佐 大輝 氏
プロフィール

日本、インドで農業生産法人、NPO法人など6つの法人のトップを務める起業家。
2002年、大学在学中にITコンサルティングを主業とする株式会社ズノウを設立。2011年の東日本大震災後は、大きな被害を受けた故郷山元町の復興を目的に特定非営利活動法人GRAおよび農業生産法人株式会社GRAを設立。先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。イチゴビジネスに構造変革を起こし、大手百貨店で、ひと粒1000円で売れる「ミガキイチゴ」を生み出す。 2012年11月にはインドのマハラシュト州タレガオンにイチゴハウスを建設し、ITを駆使したイチゴの最先端栽培と研究に取り組む。 同年、グロービス経営大学院でMBAを取得。